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夫婦で決めておきたいお金のルール&管理方法とは?

2人で新生活を始める時に、しっかりと話し合っておきたい重要な項目のひとつにお金があります。

最初に将来設計や日々の管理についてしっかりと話し合うことで、その後を快適に過ごせるのではないでしょうか。

目次

  1. お金について最初に話し合いたいこと
    1. 収入・借金・貯蓄額
    2. 将来のライフプラン
    3. 今後の働き方について
    4. お金の管理方法
  2. お金の管理方法
    1. 共通の口座や財布を作って管理をする
    2. 項目別に支払いを決める
    3. どちらか一方が管理をする
  3. 夫婦で決めておきたいお金のルール
    1. 目標を立てて貯蓄をする
    2. お互いのお小遣いの使い道には口出ししない
    3. 大きな買い物は相談
  4. おわりに

お金について最初に話し合いたいこと


お金に関することは、聞きづらいこともありますが、これから2人で生活を始めていく上では、しっかりと話し合いをしておくことが重要です。

結婚を決めたタイミングや新生活を始めるタイミングで、お互いの現状や将来について話す時間を作るとよいでしょう。

収入・借金・貯蓄額

お互いの収入・借金・貯蓄額はしっかりと把握しておくことで、お金の管理方法の決定や、将来設計がスムーズに進みます。

借金とは、奨学金の返済や車のローンなども含まれるので、今一度自分自身の支払いを見直すきっかけにもなるかもしれません。

将来のライフプラン

子ども・マイホーム・叶えたい夢・老後についてなど、どんな人生を歩みたいかを共有しておきましょう。

2人の未来を楽しく想像してみてください。

具体的なライフプランを2人で作ることで、将来必要になるお金も把握できます。

今後の働き方について

現在、共働きの場合は、ずっと共働きを続けるのか、どちらかが仕事を辞めるのかについても話し合っておくのがよいです。

お金の管理方法

お金の管理方法は数多くのパターンがあります。

お互いの収入などを開示したこのタイミングで、事前に決めておくのがおすすめです。

お金の管理方法

お金の管理方法の一例を紹介します。

2人の性格や働いている状況などを踏まえて、最適な方法を試してみてください。

共通の口座や財布を作って管理をする

2人が共同で生活費を管理していく方法です。

収入が入ったら、決まった額を共同の口座や財布に入れておき、そこから生活費を賄います。

いくら入れるかは、話合う必要があります。

生活費を半分ずつ負担する・収入に併せて割合を設定するなどの方法があります。

この管理方法は、お互いの収入を把握していなくても、家計を管理でき、自由に使えるお金も多いです。

一方で貯蓄などが不明確になるため、必要であればお互いの貯蓄額も決めておくとよいかもしれません。

項目別に支払いを決める

ある程度自由に自分の稼いだお金を使いたい2人におすすめの方法です。

家賃や車のローンなどの大きな出費、保険や食費などの細々した出費を洗いだし、項目ごとに支払う担当を決めてしまいます。

支払う項目が決まっていると、日々の支払いや毎月の支払いがスムーズです。

支払い後に残ったお金は自由に使えます。

気をつける点は、お互いの貯蓄額が分かりにくいため、急な出費に備える策を考えておく必要があります。

最初に決めた支払い項目のバランスも変化する可能性があるため、定期的な見直しも大切です。

どちらか一方が管理をする

どちらかが家計管理が得意、もしくは不得意な場合におすすめの方法です。

共働きの場合は、2人の収入を全てどちらかが管理することになります。

この管理方法の場合、比較的家計のやりくりがしやすいです。

先に貯蓄をして、自由に使えるお金はお小遣い制になる場合が多く、無駄な出費をする心配も少なくなります。

注意点としては、後々揉めないためにも、毎月の支払いや現在の貯蓄額などを共有しておくことです。

夫婦で決めておきたいお金のルール

お金に関する細かなルールを事前に決めることも重要です。

毎日気持ちよく暮らすためにも2人で納得するルールを決めるとよいでしょう。

代表的なものを紹介します。

目標を立てて貯蓄をする

これから先、長い時間をともにする中で、大きな出費は度々発生します。

具体的にどういった出費が、いつ・いくらくらいでてきそうか、ライフプランを話し合った際に、明確にしておくとよいです。

そこから具体的な毎月の貯蓄についてのルールを決めるとスムーズに納得できる目標が立てられます。

お互いが別々に収入を管理する場合は、大きな出費があった際のこともしっかりと考える必要があります。

お互いのお小遣いの使い道には口出ししない

お小遣い制を導入したら、具体的な使い道については言及しないことを決めておくとよいです。

明らかに「無駄遣い」と感じたとしても、本人にとっては、重要なことかもしれません。

お小遣いの範囲であれば、干渉は控えることをルールにするとよいです。

大きな買い物は相談

別々に収入を管理しており、自由に使えるお金がある程度ある場合は、一定額以上の買い物についてのルールを決めておくことがおすすめです。

おわりに

お金については、2人で将来を見据えて話し合いをしたうえで、管理方法や細かいルールを決めていきましょう。

目標が定まり、スムーズに話し合いが進むことが期待できます。

お金に関することを共有しておくことで、2人で新たに歩んでいく未来がさらに楽しみになるのではないでしょうか。

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