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どんなスタイルの盆踊りにする?今年は夫婦で盆踊りに出かけよう!

夏祭りといえば盆踊り。

浴衣を着て、みんなで輪になって踊る盆踊りをイメージする方も多いですが、実は地域によって盆踊りのスタイルが違うのをご存知でしょうか?

スタンダードな踊りから、個性的なものまで、日本各地の盆踊りスタイルを動画と一緒にご紹介します。

夫婦でお気に入りの盆踊りスタイルを見つけて、早速踊りに出かけましょう!

目次

  1. 日本三大盆踊り
    1. 阿波踊り
    2. 西馬音内(にしもない)盆踊り
    3. 郡上おどり
  2. 「踊るのはちょっと苦手」という人にはこんな盆踊りも・・・
    1. 中野駅前大盆踊り大会
    2. すみだ錦糸町河内音頭大盆踊り
    3. 六本木ヒルズ盆踊り
  3. おわりに

日本三大盆踊り

さまざまなスタイルがある盆踊りの中でも、特に有名な3つの盆踊りを総称して「日本三大盆踊り」と呼ばれています。

それぞれどのような踊りなのか見ていきましょう。

阿波踊り

400年の歴史を持つ阿波踊りは、日本各地で踊られていますが、もっとも規模が大きいのが徳島市の阿波踊りです。

「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損」という掛け声が有名で、軽快でリズミカルな踊りのため、見ていると思わず一緒に踊ってしまいたくなる盆踊りです。

徳島市では約10万人もの踊り子が街へ繰り出しますが、チームによっても踊り方に特徴があるので、お気に入りのスタイルを見つけて真似してみると楽しいですよ。

西馬音内(にしもない)盆踊り

秋田県羽後町(うごまち)で踊られる盆踊りで、鎌倉時代に豊年祈願として踊られたことが起源とも言われています。

彦三頭巾(ひこさずきん)と呼ばれる黒頭巾を被り顔を見せず踊る姿は、亡者をかたどっているとか。

優雅で芸術性の高い踊りから、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。

郡上おどり

400年もの間、岐阜県の城下町「郡上八幡」で踊られている盆踊りです。

江戸時代に、士農工商の融和を目的として村々の盆踊りを城下に集め、「盆の4日間は身分の隔てなく無礼講で踊るがよい。」と城主が奨励したことが発端と言われています。

そのため、郡上おどりは観光客や地元の人がひとつになって踊る文化が出来上がっており、「見るおどり」ではなく「踊るおどり」として愛されています。

「踊るのはちょっと苦手」という人にはこんな盆踊りも・・・

盆踊りのワイワイした雰囲気は好きだけど、踊りに抵抗のある人もいるかと思います。

そんな人には、新感覚なフェス的盆踊りはいかがでしょうか。

踊らなくてもOK!みんなでもみくちゃになりながら楽しめる盆踊りです。

中野駅前大盆踊り大会

2022年で10回目を迎える盆踊り大会で、東京都中野区の「中野セントラルパーク・パークアベニュー」で開催されています。

生演奏盆踊りや盆ディスコなど、盆踊りの常識をくつがえすような魅力的な企画が満載です。

DJやアーティストが登場し、もはや盆踊り音楽は関係なし。

みんなノリノリで楽しんでいるため、その場にいるだけでも十分満足できる盆踊りです。

すみだ錦糸町河内音頭大盆踊り

東京都墨田区の堅川親水公園で、大阪発祥の河内音頭が楽しめる盆踊りイベントです。

河内音頭では時事ネタや歴史上の物語を取り入れるのが特徴で、ジャズやフォークなどの音楽的要素もミックスされてきました。

1982年から始まり約3万人の来場者があるこのイベントでは、和太鼓や三味線が生演奏で響き渡り、そして音頭取りも生唄のため、ライブ会場のような熱気ある雰囲気になっています。

六本木ヒルズ盆踊り

六本木ヒルズのイベントスペース「六本木ヒルズアリーナ」で開催されるイベントです。

オリジナルの「六本人音頭」や「東京音頭」「ドラえもん音頭」など、いろんな音楽にのせた盆踊りが楽しめます。

盆踊り自体はスタンダードですが、近隣に飲食店が多数あるため、この日だけの特別な屋台料理を楽しめることも。

踊り中心ではなく、イベントを楽しむ感覚で訪れてみてはいかがでしょうか。

この他にも、東京だけじゃなくお住まいの地域で様々な盆踊りが開催されているので、この機会に夫婦で探してみるのも良いかもしれません。

おわりに

一概に盆踊りといっても、そのスタイルは多種多様です。

どんな盆踊りにいきたいかを話し合ったり、盆踊りの練習をしたりしながら、当日までの準備時間もぜひ夫婦で楽しんでみてくださいね。

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