COLUMN

新婚生活で夫婦で決めておきたい家庭のルール

夫婦になって一緒に暮らし始めると、
それまで知らなかった生活習慣の違いに驚くこともたくさん。

育ってきた環境も常識も違うふたり。お金のこと、生活のこと…。
夫婦生活でストレスをためないために、決めておいた方がいいルールをご紹介します。

目次

  1. お金について
    1. 共働きの場合
    2. どちらか片方が働いている場合
  2. 家事について
    1. 得意なことを分担し合う
    2. 仕事のスケジュールに合わせて分担
  3. まとめ

お金について


結婚前は、自分の給料は自分のために自由に使うことができましたが、
結婚するとそうはいきません。

お金の貯め方や管理の仕方を、ふたりの働き方によって考えていきましょう。

共働きの場合

共同財布で管理する

共働きの夫婦にオススメなのが、夫婦でひとつの家計用の銀行口座やお財布を用意し、
そこにお互いがお金を入れてやりくりするパターン。

毎月のお給料から決めた金額を共同の口座に振り込み、
そこから家賃や駐車場代、公共料金などを引落したり、
食費やふたりで外出した際の支払いをまかなったりします。

この共同財布から毎月一定額を貯金できればベスト!

夫婦ともに毎月一定額を家計に平等に出すため、不公平感がない点がメリットで、
夫婦で貯金を確実に増やしていきたい場合にも便利です。

夫婦に収入差があるなら、収入額に応じた割合設定を。

例えば夫が年収500万円、妻が300万円という場合なら、
家計用のお金も5:3にして、夫が10万円&妻が6万円、
といった設定にすると無理がないですね。

支出の項目別に管理する

夫婦が同じくらいの収入なら、固定費と流動費で分けるパターンもオススメ。

例えば、夫が家賃、駐車場代、公共料金などの毎月の固定費を支払い、
妻が食費や交際費、ふたりのお小遣いなど、流動費を支払うという方法です。

この方法であれば、
夫婦それぞれが家計用の銀行にお金を入れたりする手間がなくなる点がメリット!

ただこの方法だと、家計費以外のお金の流れが全く見えないので、
気が付いたら貯金が全くできていない…というリスクも。

相手の収入については認識し、家計簿をつけるなどして管理をするようにしましょう。

どちらか片方が働いている場合

お小遣いパターン

女性が専業主婦、またはパートタイムをしている場合に多くみられる、
妻が家計を管理して夫に毎月お小遣いを渡すパターン。

妻が家計を一括で管理できるため、収支を把握しやすいのがメリットです。

預かったお金は、将来のための貯金や、食費、雑費やレジャー費など、
項目を分けて金額を設定すると上手にやりくりすることができますよ。

家計先渡しパターン

夫が、給料日に一カ月分の家計と妻のお小遣いを合わせた金額を妻に渡すパターン。

この場合、妻は与えられた範囲内でやりくりをすればよいという点がメリットですが、
実際の収入が不明瞭になるのがデメリット。

収入を得る側にお金を管理する能力がなければ、
全く貯金がない!なんてことも。

そうならないためにも、収入を把握して、
お互いに管理ができるように話し合っておきましょう。

ここで紹介したふたつのパターンは、夫婦共働きでももちろん使えます。

夫の収入だけで家計をまかなえるなら、夫の収入ですべてをやりくりし、
妻の収入はすべて貯金、という方法もありますよ。

家事について

家事は女性の仕事という感覚、まだまだ根強いですよね。
女性が専業主婦の場合の日中の家事は仕方ないとしても、共働きの場合には家事も分担して行うべきでしょう。

気付いた方がやる、ができればベストですが、
もし片方に任せっぱなしになるようなら、ルールをきめてみてはいかがでしょうか。

得意なことを分担し合う

例えば、妻が食事の用意をしたら後片付けは夫、
というように、出来る事を話し合って分担しましょう。

家事をきっちり二分するのは難しいですし、
苦手なことを押し付けられるのはストレスにつながります。

お互いに得意なことを担当し合うようにできるといいですね。

どちらかがこれ、ときっちり決めず、
「今日は夫が洗濯をしてくれたから私がたたもう」など、臨機応変にするのもオススメです。

仕事のスケジュールに合わせて分担

お互いに仕事をしていると、休みや帰りの時間が合わないこともありますよね。

休みの方が家事を担当する、仕事の人がゴミ捨てや買い物を済ませるというように、
仕事のスケジュールによって家事の分担を決めていくと効率的です。

家事分担のポイントは、完璧を求めないこと。

せっかく夫が掃除や洗濯をしても、
妻が「手際が悪い」「服のたたみ方が違う」など文句を言い、
夫のやる気をそいでしまう、というのは良くある話。

気持ちよく、上手に分担していきましょう。

まとめ

いかがでしたか?
日常的において、決めておきたいルール、意外とたくさんありましたね。

でもなにより、いつまでも仲の良い夫婦でいるために大事なことは、
「お互いに感謝の気持ちを忘れない」こと。

記念日を大切にする、喧嘩をしたらお互いが謝るなど、
優しい気持ちになれるルールもあるといいですね。

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