COLUMN

赤ちゃんにも安心な、”やさしい食材”選びのコツ

毎日口にする食材、どう選んでいますか?

自分の食べる物以上に、お子様の離乳食のタイミングから、
改めて食について気になりはじめたという方も多いかと思います。

お子様の健やかな成長のため、できるだけ体にやさしい食材を選びたいものです。

今回は家族の健康のために知っておきたい、食材選びのコツをまとめました!

目次

  1. 農産物の選び方
    1. 気にしたい点
  2. 魚介類の選び方
    1. 一尾丸ごと購入する場合は
    2. 切り身やパック売りの場合は
    3. 気にしたい点
  3. まとめ

農産物の選び方


生鮮食品売場ではハウス栽培や輸入品が並び、
一年中様々な野菜・果物が手に入りますね。

そんな便利な時代だからこそ、本来の「旬」を大切に考えてみましょう。

タケノコや菜の花などの春野菜は、
冬に溜まった老廃物を出し、新しい細胞を作り出す手助けを。

トマトやナスなどの夏野菜は、体のほてりを鎮めて体調を整えます。

そして大根や人参などの冬野菜は、体を温め免疫力をアップさせてくれます。

野菜は本来、季節ごとの自然光と温度変化に応じ、
その土地の栄養素を吸収して育ちます。

そうして育った旬の野菜は、味も栄養価も高いものばかりですよ!

気にしたい点

比較的安く手に入るのが外国産の肉。

購入の際に留意しておきたい点の一つが、
飼育効率をよくする為に使われる「ホルモン剤」です。

アメリカやカナダなどでは、家畜にホルモン剤を投与することが認められています。

日本に輸入される食肉は、
残留基準値(人が一生涯にわたって毎日、摂取しても健康への悪影響がないとされる量)が
守られているかモニタリング検査をされてはいますが、
できるだけナチュラルなものを選びたい方は気になるところ。

また国産でも生産効率を重視した環境では、
家畜が病気になるのを防ぐための「抗菌剤」や「抗生物質」が使われます。

そして餌には、「遺伝子組み換え」や「残留農薬」などが気になる
輸入作物が使われていることも。

肉を選ぶ際は、どのように飼われていたのか、
情報が開示されているものを探してみましょう。

伸び伸びとした環境で、質のよい餌を食べて育ったものを選べると良いですね。

魚介類の選び方

日本の食卓には欠かせない魚介類。

良質な脂やタンパク質を含む魚は、積極的に食べてもらいたいですね!

肉よりも水分量が多い魚は、「鮮度」が安全性とおいしさのカギを握っています。

一尾丸ごと購入する場合は

・身にハリ・弾力がある
・色つやが良い
・目が透明で澄んでいる
・うろこがきれいについている
・えらの色が鮮やかで赤色

切り身やパック売りの場合は

・トレーや吸水紙に汁や血が溜まっていない
・身にツヤと弾力があり、血合いが色鮮やか
・お刺身用の冊なら、切り口がピンと四角い
・冷凍なら、霜がついていない

という点を確認しましょう。

そして魚も、「旬」の見極めが大切です。

スーパーで一年中見かける魚も、時期によって脂の乗り方に違いを感じられますね。

しかし、冷凍・養殖技術によって、魚の旬を感じる機会も少なくなっています。

また魚はたくさん獲れる時期(店頭にもたくさん並ぶ時期)=旬という訳ではないため、
見極めは少し難しいかもしれません。

スーパーでも魚を捌くサービスをしてくれるので、
店員さんとの会話を楽しみながら旬の情報収集もしちゃいましょう!

気にしたい点

魚介類には「養殖」と「天然」があります。

お値段の手ごろな養殖ものには、
病気を防ぐための「抗菌剤」や「抗生物質」が使われていることも。

一方天然ものには、陸から流れ出た「汚染物質」や「水銀の蓄積」といった懸念材料も。

できるだけ心配の少ない魚を選ぶならば、アジ・鮭・サバ・鰯など、
比較的化学物質に汚染されにくいとされる回遊魚がおすすめですよ。

まとめ

子供には安心できる食事で健やかに成長してほしい、
というのは親であれば誰もが願うことです。

多様な食べ物が簡単に手に入る時代だからこそ、
どんな食材・食品が体にやさしいものなのか、見極める力をつけられるといいですね。

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