COLUMN

家を建てる?子どもと住みやすい家って?

住まいづくりは、変化する家族形態に対応できる間取りづくりにしておくことで、
快適に暮らすためには大切なこと。

子どもの成長を見越した間取りづくりを考えましょう!

住まいに工夫があれば、子育てを楽しむゆとりが増え、
子どもも大人もストレスフリー。

今回は、子どもと住みやすい家についてご紹介していきます!

目次

  1. 無駄を少なくする家事の動線
  2. 家族間のコミュニケーションを意識した間取り
  3. 危険を回避させるコンセントの配置
  4. 子どもの成長を考えた間取り
    1. 子どもが2人、3人の場合の間仕切りをする場合は?
    2. 子ども部屋のおすすめの間仕切り方法とは?
  5. まとめ

無駄を少なくする家事の動線


間取りづくりの際には、家事動線を無駄のないようにしましょう。

家事のしやすい間取りにすれば、子育てや自分のための時間が増えます。

キッチン、洗濯機、洗濯物を干すスペースは同じ階にするのがおすすめ。

朝は家事を一気に済ませる必要があり、同じ時間帯で平行してできるような配置にし、
無駄のない動線を間取りに盛り込みましょう!

家事は、複数名の出入りが可能なように、
二方向から出入りできるようにするのがおすすめです!

そうすれば、朝の忙しい時間に家事の邪魔にならなず、
家事の妨げになりません。

また子どもがお手伝いする場合にも、
そのような間取りであれば手伝いもしやすくなりますね。

家族間のコミュニケーションを意識した間取り


家族にとって、子どもとのコミュニケーションは大切な時間。

家族が揃うリビング・ダイニング・キッチンは
コミュニケーションを意識した間取りにするのがおすすめです。

対面キッチンやオープンキッチンにすれば、料理や家事をしながらも、
家族とのコミュニケーションが取れるメリットがあります。

また子どもがママの家事をする姿を見て、自然と料理に興味が湧きやすくなり、
手伝いを進んでしてくれるという、うれしい効果も…

リビング・ダイニングは、長方形などの見渡せる設計にするのがおすすめ。

キッチンからの死角がなくなることで、子どもが遊んだり、
ダイニングテーブルで勉強をするのを見守りながら家事をすることができますね!

また、昨今人気となっているのがリビング階段。

子ども部屋に行くまでにリビング階段を通らなければならないので、
子どものその日の様子がなんとなく分かる。

これであれば、子どもの学校帰りや遊びに出かけるとき、
友人を連れてきた際の出入りも分かるので安心ですね!

危険を回避させるコンセントの配置


家にはスマートフォンの充電器や、パソコン、アイロンなど
小さな子どもに触れさせたくない電化製品がたくさん…。

このような場合、家電専用のコンセントを決めておくと、
「それは触っちゃダメ!」「危ない!」と注意することも少なくなります。

小さいうちは、好奇心旺盛なため、ダメというものについつい近づいてしまうもの…。

そうならないよう、子どもに触れさせたくないもののコンセントは、
高めに設定しましょう。

照明用のスイッチと同じような高さにするば、手が届かず安心ですね。

子どもの成長を考えた間取り


子どもが幼児期や小学校低学年のうちは、そのままリビングなどで遊んだり、
ダイニングテーブルで宿題をすることが多いため、子ども部屋の必要性はありません。

しかし、思春期になると、自立心が芽生えて、
自分の部屋を欲しがるようになります。

このようなプライバシー確保に変更が生じたときは、
自分一人の時間をもてる子ども部屋は必要になってきます。

子どもの成長、兄弟姉妹がいる場合など、
各家庭のライフスタイルに合わせて間取りを考えるようにしましょう!

子どもが2人、3人の場合の間仕切りをする場合は?

兄弟姉妹がいる場合は、最初から一部屋の子ども部屋を作るのではなく、
やや一広めの部屋を用意して、共同で使えるような子ども部屋が良いでしょう。

子どもが小さいときは、兄弟で一緒に遊べるスペース、
そして夜眠るときも兄弟で寝室も一緒であれば怖がらずに寝ることもできますね!

子どもの年齢に合わせて、部屋の仕切りをしたり、
個室にリフォームしたりすることも可能なスペースだけ確保しておきましょう。

このような間仕切り方法を、「スケルトン&インフィル」といいます。

この方法にすると、間取りの可変性が可能となり、
リフォームやリノベーションがしやすい…。

将来を考えて、あらかじめ何分割にするのかを想定して広さや、
ドアを作る場合の出入口、個室した際のコンセントの配置なども決めておきましょう!

子ども部屋のおすすめの間仕切り方法とは?

性別の違う子どもがいる場合は、
年齢が上がるにつれてそれぞれの個室が必要になってきますね。

そんなときは、子ども部屋の収納やクローゼットを間に置き、
稼働型間仕切りの代わりにする方法もできます。

この方法であれば、将来子どもが巣立った時に、
簡単に元の部屋へ戻せますね!

同性の兄弟や姉妹の場合は、カーテンや高めのパーテーションで仕切る方法も可能。

この場合は、上下に隙間があるので
冷暖房の光熱費が抑えられるメリットがあります。

またカーテンやパーテーションのみであれば、
工事費の負担も少ないというメリットも!

また子ども部屋と子ども部屋の間に、共通のスペースを設けて
緩衝エリアを作るのもおすすめ。

例えば、共有のウォークインクローゼットや共有の収納スペースです。

間に空間スペースが入ることによって、お互いの気配も感じることが少なくなり、
気を使わずにすみますよね!

まとめ

子育てに適した間取りにすることは、
家族にとっても毎日安心した生活を送ることにもつながります。

家族間のコミュニケーションが楽しくなるような、
快適な住まいを実現してくださいね!

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