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どうして結婚式で「鏡開き」?そもそも鏡開きって?

お正月のシンボルといえば、鏡餅のイメージを思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか?
鏡餅を飾った後にやってくるのが「鏡開き」。お正月の“鏡餅”だけでなく、お祝いの場に“酒樽”で行う鏡開きもありますが、この二つの共通点をご存知ですか?
新年の今だからこそ、知っているようで知らない「鏡開き」についてご紹介します!

目次

  1. 「鏡開き」ってどういう意味がある?
  2. 結婚式で行う鏡開きには?

「鏡開き」ってどういう意味がある?


お正月に飾る鏡餅にはその年の歳神様が宿り、歳神様が帰ったあとも神の御加護があると言われています。そのためお正月の終わりに行われる鏡開きは、鏡餅を割って食べることで一家の「無病息災」を願うために行われています。
一方、結婚式などのお祝いの席で行われる酒樽での鏡開き。こちらは、日本人にとって特別な存在の米から作られる神聖な日本酒の入った酒樽の蓋を叩き割り飲み交わすことで、新たな出発に幸福や健康を祈るために行われます。
どちらの鏡開きにも、新しい門出や喜ばしい出来事を、縁起のいい形でお祝いする気持ちが込められていますね。

結婚式で行う鏡開きには?


パコーン!響く軽快な音に会場が一体となって盛り上がる鏡開きは、ここ数年で和婚の定番演出になってきました。こちらも華やかなだけでなく、「ふたりの幸せな未来を切り開く」という願いが込められています。
大きな酒樽をケーキカットの代わりに割るだけでなく、キャンドルサービスのように新郎新婦がテーブルを回って各テーブルに置かれた小さな“ミニ樽”のふたを割っていく、といった演出も素敵ですね。


鏡餅も酒樽も、とても縁起の良い伝統行事である鏡開き。これから結婚式の演出を決めるというプレ花嫁のみなさま、未来への願いを込めて鏡開きを取り入れてみてはいかがでしょうか?

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