COLUMN

個性を出せる!ウエルカムボードをチョークアートで作ってみよう

結婚式で使うものは、なるべく手作りしようと思うカップルは多いですよね。
2人らしさもアピールできるし、費用も抑えられます。

席次表や席札、招待状などの“紙もの”はテンプレートがたくさんあり、
また、ゲストの手に渡るものなので
後々思い出として残るということは少ないでしょう。

そこで、手作りでがんばりどころのひとつはウェルカムボードです。

ゲストがまず最初に目にする新郎新婦からのメッセージであり、
式が終わった後も思い出として残せる形あるもの。

今回ご紹介するのは、チョークアートによるウェルカムボードです。

目次

  1. チョークアートの良さはアナログっぽさにあり
  2. チョークアート、どうやって作るの?
  3. 想い想いのデコレーションで仕上げを
  4. チョークアートの1Dayレッスンも!

チョークアートの良さはアナログっぽさにあり

ひと昔前は、似顔絵師による
似顔絵ウェルカムボードを見かけることが多かったですが、
最近はシンプルにまとめる傾向にあります。

例えば、Welcomeの文字と2人の名前をおしゃれな書体でデザインし、
アクリルに印刷したり、そのまわりにドライフラワーをあしらったり、
海が好きなら貝殻をつけたり…。

洗練された印象はありますが、
暖かみを感じられるのはやっぱり手書きならではです。

チョークアートはどこか懐かしさもあり、居心地のよいカフェっぽい、
ほっこりした雰囲気が特徴です。

また、素材的にも新生活のスペースに馴染みやすいでしょう。

チョークアート、どうやって作るの?

では、チョークアートはどうやって作るのでしょうか。

簡単に材料やポイントなどをご紹介します。

まずは黒板。
これは市販のものを使っても構いませんが、実はDIYで簡単に作れます。
ベニヤなど木の板を用意して、黒板スプレーを吹きかければ出来上がり。
木の板はホームセンターなどでお好みのサイズや形に加工してもらえます。

黒板を用意したら、アートを考えます。

絵心がある人はもちろん一から書いてもいいですが、
自信がない方はパソコンを使って下書きしましょう。

お気に入りの書体やメッセージ素材が見つかれば、それを印刷し、
黒板のサイズにまで拡大コピーします。
それを、カーボン紙などを用いて黒板に書き写していきます。

次に、下書き通りにチョークなどで絵付けしていきます。

細かいデザインならチョークよりも水拭きできるマーカーペンがおすすめ。
カラフルにしたい場合はオイルパステルという画材を使います。

素朴な雰囲気を出したければチョークがいいでしょう。
立体的なものを描いたり、指を使って
小技を効かせることができるのはチョークです。

ちなみに、チョークの場合は消した跡が汚くならないように、
一度全体をチョークで塗りつぶし、拭き取るという作業をするといいですよ。

デザインが細かければ大変な作業ですが、
2人で少しずつやれば楽しい作業です。

線がはみ出したりにじんだりするのも手作りならでは。
プロっぽい仕上がりよりも気持ちが伝わるものになるはずです。

完成したチョークアートは、
あとあと大切に残したい場合はコーティング処理をします。

マットバーニッシュスプレーやツヤ出しができるスプレーなども、
手軽に手に入ります。

想い想いのデコレーションで仕上げを

チョークアートが出来上がったら、
想い想いのデコレーションで仕上げましょう。

アートをカラフルにして黒板1枚で勝負してもいいですし、
会場の装花とお揃いの花を飾っても。

2人の思い出のモチーフなどあるといいかもしれませんね。

チョークアートの1Dayレッスンも!

さて、このチョークアートですが、カフェなど店舗でのニーズはもちろん、
個人の習い事としても人気があります。

発祥はイギリスと言われ、のちに移民によってオーストラリアに伝えられますが、
そんな背景もあって世界的にもファンが多く、広く認知されているアートなのです。

チョークアート教室は意外とたくさんあって、中には1Dayレッスンや
ウェルカムボード製作のサポートをしてくれるプログラムも。
プロの力を借りたい方はぜひチェックしてみてくださいね。

お2人の想いが伝わるウェルカムボードができますように。

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