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入籍前にチェックしよう!結婚にともなう手続きで知っておきたいこと

大好きな人との結婚が決まったら、ご両親への挨拶や結婚式場の見学・予約など、
やることが盛りだくさんで大忙し!
中でも、引越しの手続きや名義変更などは、ちょっぴり面倒で億劫になってしまいますよね。

そこで今回は、結婚にまつわるさまざまな手続きや届け出をよりスムーズに行うための
基本的な準備や段取りについてご紹介します。

目次

  1. 手続きをスムーズに進めるために大切なこと
    1. 変更手続きが必要なものを把握しよう
    2. 新姓の印鑑を作っておこう
    3. 本人確認書類になるものは最優先で手続きを!
  2. まずは婚姻届の提出を
    1. 婚姻届はいつ出す?
    2. 婚姻届の提出に必要なものって?
    3. 書類が揃ったら、婚姻届を提出!
  3. 引越しに必要な手続きは?
    1. 役所で届けを出しましょう
    2. 役所で一緒に行っておきたい手続き
  4. 名義変更も忘れずに
    1. 運転免許証
    2. パスポート
    3. 銀行口座
    4. 各種クレジットカード
    5. 生命保険や医療保険などの保険関連
  5. まとめ

手続きをスムーズに進めるために大切なこと

結婚にともなう手続きは、多岐に渡ります。準備不足で何度も役所に出向くことになったり、
仕事を休んだのに手続きできなかった!なんてことにならないよう、
事前にしっかり準備しておきましょう。

変更手続きが必要なものを把握しよう

入籍して名字や住所が変わると、免許証やパスポートなど
名義変更が必要になるものがたくさんあります。
変更手続きが必要なものをリストアップしておくとスムーズに進められますよ。

新姓の印鑑を作っておこう

名義変更の際に必ず必要になるのが、「新姓の印鑑」です。
印鑑は出来上がるまでに2週間ほどかかる場合もありますので、早めに準備しておきましょう。

本人確認書類になるものは最優先で手続きを!

免許証やパスポートなど身分の証明になるものは、早めに手続きを済ませましょう。

まずは婚姻届の提出を

婚姻届は、ふたりの結婚を公的に認めてもらうための大切な書類です。
間違いがないよう、余裕を持って準備しましょう。

婚姻届はいつ出す?

交際した日や結婚式当日、プロポーズの日などふたりの特別な記念日や、
大安などの縁起の良い日を選ぶ方が多いようです。
覚えやすい7月7日(七夕)や11月22日(いい夫婦の日)も人気の入籍日です。
ふたりのベストな日を話し合ってみて下さいね。

婚姻届の提出に必要なものって?

婚姻届

最寄りの役所で婚姻届をもらいましょう。
書き間違えた時のために2~3枚もらっておくと安心です。
最近は、お洒落なデザインやイラストの入った婚姻届もあります。
役所によっては受理されない場合もありますので、事前に確認してみて下さいね。

届出人の印鑑

不備があり訂正が必要な場合に備え、それぞれの旧姓の印鑑を持参しましょう。

身分証明証

免許証やパスポートなど、写真付き本人確認書類が必要です。

戸籍謄(抄)本

本籍地と婚姻届を提出する地が異なる場合は、戸籍謄(抄)本が必要です。
本籍地が遠方の場合は、郵送での取り寄せも可能です。
ただし、取り寄せには時間がかかりますので、
2週間前には本籍地がある役所に問い合わせをしておきましょう。

書類が揃ったら、婚姻届を提出!

婚姻届の提出先は、ふたりの本籍地、住所地(所在地)のいずれか。
この「住所地(所在地)」には、「一時的な滞在場所」も含まれますから、
日本全国どこで提出してもOKなんです。ふたりの思い出の地で提出するのもいいですね。

婚姻届は、一部の出張所を除き、24時間、365日受け付けてくれます。
夜中の場合は、「夜間休日窓口」へ提出すればOK!

無事に受理されれば、晴れて夫婦としての人生がスタートします!

引越しに必要な手続きは?

入籍と同じタイミングで新居に引っ越す方は、婚姻届の提出と合わせて手続き行うと
効率よく進められますよ。

役所で届けを出しましょう

転出届

引越しで居住する市区町村が変わる場合には、旧住所がある市区町村へ転出届を出します。
その際、新住所の役所へ転入届を提出する際に必要な『転出証明書』を発行してもらえますので、
大切に保管しておきましょう。

転入届・転居届

引越し先の市区町村で、転入届を出しましょう。
手続きには本人確認書類・印鑑と合わせて『転出証明書』も忘れずに。
同じ市区町村内での引越しの場合は、「転居届」を提出します。転入届・転出届どちらも、
引越し後14日以内に手続きを行わなければなりませんので、早めに動くのがオススメです。

できれば、婚姻届も同日に提出できると、役所に行く回数も減りますし、
その後の手続きもスムーズに進められますよ。

役所で一緒に行っておきたい手続き

婚姻届と転入届を提出したら、住民票の写しを2〜3部発行しておきましょう。
また、必要な方は、印鑑登録やマイナンバーカードの氏名や住所の変更も合わせてしておくと、
とっても効率的です。ただし、提出した時間や混雑状況によっては、
同日に新しい住民票を受け取れない場合もありますので、
心配な方は事前に役所に問い合わせてみてくださいね。

名義変更も忘れずに

婚姻届や転入届を提出したら、次は、名義や住所変更に取り掛かりましょう。
基本的なものを挙げていますので、忘れる前に一気に変更するのがオススメです。

運転免許証

本人確認書類として使えるため、入籍後、住所や氏名が変わったら一番に変更手続きをしましょう。
運転免許証、住民票の写し、新姓の印鑑を持って、警察署か免許試験場で手続きを行います。

パスポート

パスポートの名義変更には、住民票の写しのほか、写真や戸籍謄(抄)本も必要です。
特に海外挙式や海外へ新婚旅行に行くことを考えている方は、早めの手続きをオススメします。
旧姓でチケットを買っている場合は、名義変更しないように気をつけてくださいね。

銀行口座

通帳、キャッシュカード、新姓、旧姓両方の届出印、本人確認書類を持って、
銀行や郵便局の窓口で手続きをしましょう。

各種クレジットカード

クレジットカードの名義変更は、引き落とし先の口座名義と同じタイミングで手続きしておくと、
カードの使用に支障が出にくいですよ。

生命保険や医療保険などの保険関連

旧姓で生命保険などの保険に加入している方は名義変更が必要です。
保険金の受取人を変更する場合も多いので、保険会社の方と相談して進めましょう。

他にも、携帯電話やインターネット、自動車登録など手続きが必要なものを
リストアップして進めてくださいね。

まとめ

結婚にともなう手続きや届け出は初めてのことも多く、ちょっと大変そうに思えますが、
事前に手順や必要書類を知っておけば、意外と簡単に終わります。
ふたりで確認し合いながら、ぜひ効率よく済ませてくださいね。

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