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将来のためにいくら貯蓄しておくべき?上手な節約術

年金と貯金だけで安心して老後を過ごすためには、なんと3000万円もの貯金が必要と言われる昨今…。
金額はあくまで“目安”とは言われても、額だけを聞くと、途方もない大金に思えますよね…

そんな中で、これから出産育児、マイホーム購入、家族旅行など、様々なライフイベントを控え、
それに伴う高額出費も予想されるふたりが、貯蓄を増やすにはどうしたらいいのでしょうか。
今回は、気軽に始められて楽しく貯蓄を増やせる<節約術>についてまとめました。

目次

  1. まずは目標金額を決めましょう
  2. <節約術1>生活習慣を、“ひとつだけ”変えてみる
  3. <節約術2>“コツコツ”と小銭貯金を楽しんでみる
    1. つもり貯金
    2. 500円玉貯金
    3. 硬貨だけ貯金
  4. <節約術3>“前もって”使えるお金を管理する
  5. おわりに

まずは目標金額を決めましょう

具体的な目標がないままに節約生活を始めてしまうと、節約は長続きしません。
そのため、「毎月1万円節約する!」など、まずは高額過ぎない金額で具体的な目標を定めましょう。
次に、下記でご紹介する節約術を参考に、自分が「楽しそう!」「これなら、やってみようかな!」
と思えるやり方を試してみるのがお勧めです。

<節約術1>生活習慣を、“ひとつだけ”変えてみる

毎日購入するペットボトルのお茶や、ランチ後のコーヒー代など、1回の金額はわずかでも、
積もり積もると大きな金額になっている習慣はありませんか。
そんな習慣のある人は、お気に入りのマイボトルでお茶を持参して出掛けたり、
職場に自分で淹れられるインスタントやドリップのコーヒーを用意してカフェ代を浮かせることで、
節約を始めてみるのはいかがでしょう。

他にも、週に1回は手作り弁当を準備してみる、週に1回は1駅分歩いて帰宅することなども、
健康促進にもつながる一石二鳥の節約術です。

ただし節約のために、あれもこれも!と習慣を変えて頑張り過ぎると、
負担が大きくなり継続が難しくなってしまいます。
そのため、まずは生活習慣を“ひとつだけ”見直すことから始めるのが、
節約成功のための大切なポイントになってきます。

<節約術2>“コツコツ”と小銭貯金を楽しんでみる

実はお金のプロ達が勧めるのが、身の回りの小銭をコツコツ貯めていく“小銭貯金”。
昔からあるとってもアナログな節約術ですが、
この節約を継続することが将来の節約体質を作る礎にもなるのだとか!?
小銭貯金は、楽しみながら取り組めるところもポイントで、
例えば次のようなアイデアがあります。

つもり貯金

買おうと思っていたお菓子を我慢したら、その金額分を貯金に回してみる

500円玉貯金

買い物で500円玉の硬貨が出たら、その都度貯金箱に入れてみる

硬貨だけ貯金

帰宅したら、財布にある硬貨を全て貯金箱に移してみる

小銭貯金用に新たに「貯金箱」を用意する人は、ぜひスケルトンのものを選んでみてはいかがでしょう。
小銭が貯まっていく様子がわかるのでモチベーションに繋がりますし、何より楽しく取り組めます。
また、スマートフォン対応の小銭貯金(節約)アプリなどもあるので、調べてみると面白いですよ。

この他にも、買い物や通勤路に銀行や郵便局ATMがある環境ならば、
通る度に持ち合わせの小銭を全て、ATMに振り込む方法もお勧めです。
通帳記帳すると、少しずつ増えている金額に思わずにんまりしてしまいますよ。

<節約術3>“前もって”使えるお金を管理する

「いつの間にか、お金がなくなっている!」という人にお勧めの節約術です。
まず給与日にお金が振り込まれたらすぐに、一定額を貯蓄口座へ移し、
その月に使えるお金を前もって管理してしまいます。
大切なのは、貯蓄口座には絶対に手を出さないことだけ!
それ以外は、普段通りに生活できるので、ズボラさんも無理なく無駄遣いが減らせます。

また、SNS等で話題の「袋分け管理」も効果的です。給与が出たら、食費・通信費・交際費など、
1ヶ月分のお金を用途ごとに袋に分け準備しておくことで、使える金額を予め管理でき、
知らない間に使い過ぎが防げていると人気です。

この他にも、会社の財形貯蓄制度を利用して、毎月給与から一定額を積み立てる方法は、
確実な貯蓄に繋がる節約術です。

おわりに

いかがでしたか。気になる節約術はありましたか?
ご自身の性格や生活スタイルに合わせて、ぜひ楽しく取り組める節約を試してみてくださいね。
無理なく続けられることが、節約を継続する上でのコツにもなりますよ!

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