COLUMN

薬は飲めるの?妊娠中に風邪を引いたら気を付けることとは?

妊娠中は特に体調が気になりますよね。妊娠中は免疫機能が下がりやすい傾向があり、
体や生活習慣の変化もあるので風邪を引きやすくなってしまう場合もあります。
風邪を引いてしまった場合、どのように対処したら良いのでしょうか?
風邪薬は飲んでも良いのでしょうか?妊娠中だからこそ気をつけたいポイントをご紹介します。

目次

  1. 風邪薬を飲みたい場合は?
  2. 高熱が出てしまったら
  3. 妊娠中におすすめの風邪予防とは
  4. 花粉症が辛い時はどうする?
  5. おわりに

風邪薬を飲みたい場合は?

お腹の赤ちゃんへの影響が気になりますが、赤ちゃんへの影響があるとされる
成分が含まれている薬は一部。病院できちんと処方された薬であれば、飲むことが可能です。
市販の風邪薬を自分の判断で飲むのは避け、医師や薬剤師に妊娠中であることを相談し、
処方された薬を飲みましょう。

特に妊娠4〜7週目は赤ちゃんの臓器など器官形成が本格的に始まる時期なので、
注意が必要と言われています。風邪が悪化したり、原因不明の腹痛などが続いたりした場合、
薬を飲まないのはかえって危険なことも。無理せず病院で相談してくださいね。

高熱が出てしまったら

38度以上の高熱が出た時は特に注意が必要です。
赤ちゃんの体温は、ママの体温の影響を一番受けるとも言われています。
ママが発熱すると赤ちゃんの体温も上がり、心拍数も上昇。心臓に負担がかかってしまいます。
インフルエンザなどの可能性も考えられるので、かかりつけの産婦人科に電話し、
受診先や対処法を相談しましょう。

二次感染を起こさないために配慮している医療機関も多いので、
事前にまずは電話するのがおすすめです。

妊娠中におすすめの風邪予防とは

基本でありながら風邪予防として大切なのが、手洗い・うがいです。
栄養ある食事を摂ることはもちろん、健康的に運動するのがおすすめ。
妊娠中でもマタニティヨガやウォーキングは気軽に取り入れられますので、
無理のない程度に取り入れてみてはいかがでしょうか。
また、家族内で風邪を移してしまうことがないよう、
ママだけでなく家族全員で風邪予防を心がけましょうね。

花粉症が辛い時はどうする?

春には花粉症が辛い方も多いのではないでしょうか。外出時はマスクやメガネを着用し、
体内に花粉を入れないよう気をつけましょう。近年では花粉用のメガネ等も販売されています。
また、洗濯物は外に干さない、外出先から帰ったら花粉を落としてから家に入る等、
衣類のケアもおすすめ。

花粉は一般的に昼前後と日没後がピークと言われているので、
この時間帯は特に外出時気をつけてみてください。
どうしても辛い場合は、風邪と同様に病院で相談してみてくださいね。

おわりに

妊娠中は初めてのことばかりで、知らず知らずのうちに負担がかかってしまうもの。
家族で助け合いながら、風邪予防に取り組んでくださいね。
風邪を引いてしまった際は、無理せず病院に相談しましょう。

RECOMMEND おすすめコラム