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両家顔合わせのマナー大研究!何を話す?支払いは?知っておきたいマナー

結婚が決まったら、式場よりもドレスよりも、
まずは両家顔合わせという大切なイベントがあります。
結婚自体は2人の合意で成り立つものですが、他人同士が家族になるわけですから、
それぞれの家族にちゃんと挨拶をしなければいけません。

今回はそんな大切な日のために知っておきたいマナーについてお伝えします。
ただし、両家顔合わせを結納という形で行う場合は少し変わってきますのでご注意を。

目次

  1. 両家顔合わせっていつ誰と何をするもの?
  2. 親が遠方から来る場合は?支払いはどうなるの?
  3. 食事会にあう服装は?気をつけたいマナーなど
  4. 相手の親について、事前に情報共有を
  5. 顔合わせで話し合う必要があること

両家顔合わせっていつ誰と何をするもの?

両家顔合わせの目的は、両家が2人の結婚によって繋がることを確認し合う場、
簡単にいうと家族同士の親睦を深める場です。
食事会という形式をとることが多いので、参加するのは当人たちと、
それぞれの近しい家族、多くの場合は親同士の顔合わせということになります。

顔合わせの日取りは結婚式の3ヶ月〜6ヶ月前の吉日がちょうどいいとされています。
お互いの家族の日程の都合と、お店を予約するにあたり
食事の好みやアレルギーの有無などを確認しましょう。

予約の際には両家顔合わせであることを伝え、
落ち着いて話ができるように個室を用意してもらうといいですね。
できればコースなどゆっくりと食事も会話も楽しめるようなおもてなしを。

親が遠方から来る場合は?支払いはどうなるの?

顔合わせの場所ですが、2人が結婚式をしたい場所、生活している場所に近いところ、
都内で結婚式を考えているなら都内で交通の便がよいところで構いません。
遠方から来てもらう場合、宿泊費や交通費はどうするのか、事前に話し合っておきましょう。

レストランなどでの食事会の費用は2人で払うことが多いでしょう。
何も特別豪華な食事でなくても大丈夫!
1人1万円から、多くても1.5万円くらいにおさめれば、自分たちも負担になりすぎず、
親にも気を遣わせ過ぎずでちょうどいいかも。

そして支払いはなるべく親の目の前を避けて、こっそり済ませましょう。
これら費用分担については事前に伝えておくことが大切です。

食事会にあう服装は?気をつけたいマナーなど

段取りが決まったら、服装やマナーをチェックします。
まず服装ですが、女性はスーツやワンピース、男性はスーツが基本です。
お互い、パートナーが自分の親に好印象に映るようにしてあげましょう。

女性はかっちりしたビジネススーツよりも、
優しい雰囲気のスーツかワンピースの方がいいかもしれません。
この日のために用意するのはちょっと…と思うかもしれませんが、
飽きのこないシンプルなデザインであれば、結婚式当日や、今後の晴れの日にも使えます。
男性はネクタイをするかしないかで迷うかもしれませんが、迷うなら付けた方が無難です。

初めてお互いの親に会う場合、きっと全員が緊張するでしょう。
なるべく和やかな時間となるように、どんな話をするのか、あらかじめ作戦を練りましょう。

親としては、新しく家族になる人がどんな人か、
2人はどこで出会って、どんな時間を過ごしてきたのかという話や、
結婚式や住居など具体的な話などが聞きたいでしょうから、
スムーズに話が運べるように考えておきましょう。

また、細かいことですが、普段は名前を呼び捨てにしていても
当日は「さん」付けで呼ぶようにしたり、まだ正式に家族になったわけではないので
「○○さんのお母さん」と呼ぶなどの配慮も忘れないようにしましょう。

そして、一番大切なマナーが約束の時間の前に行って待っていることです。
親同士は初めて会うので、当事者が遅れると非常に気まずい状況に…。
親も遅れないように早く来るでしょうから、それよりも早く着いていなければいけません。

相手の親について、事前に情報共有を

顔合わせで気まずい沈黙はなんとしてでも避けたい…!ということで、
役立つのが相手の家族の事前リサーチです。
お互いに、自分の親や家族はどんな人なのかを伝えておきましょう。
具体的に知っておくといい項目をあげると以下のようなものがあります。

・家族構成、名前、出身地、仕事内容
・親の趣味や好きな食べ物、お酒はどのくらい飲むか
・親の性格(明るい、せっかち、人見知り、おしゃべり、神経質、など)
・結納や結婚式についての親の希望(当日聞いてもよい)

顔合わせで話し合う必要があること

顔合わせの目的は双方の親睦を深めることだとお伝えしましたが、
当日話し合うべきこともあります。

・結納を行うかどうか(行う場合は日取りや場所)
・結婚記念品をどうするか(エンゲージリングやそのお返しなど)
・結婚式について(日取りや場所、費用負担、規模など)

要するに、結婚の許しを得た上での、次のイベントに向けた簡単な話し合いです。
基本的には2人の希望を伝え、了承を得る、または検討してもらうということになるでしょう。
ですから、2人の希望をまとめておくことは必須です。
間違ってもその場で揉めないようにしてください…!

いかがでしたか?当日が素敵な時間になりますように!

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