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妊娠中に注意!夫婦で気をつけたい妊娠中のイライラとは?

妊婦さんと言うと、優しく穏やかなイメージがあるかもしれません。
しかし実際には、妊娠中の女性はイライラしたり、攻撃的になったり。
情緒不安定になりやすいパートナーを心配している新米パパも、
ぜひこの特集で妊娠中の事情を知ってくださいね。

目次

  1. ホルモンバランスが大きく変化する
  2. つわりや不眠、腰痛。妊娠中はトラブル続き!?
  3. 子供を守るため、自己防衛本能が働く
  4. 夫婦の認識のズレが原因なことも!

ホルモンバランスが大きく変化する

妊娠中は、ホルモンバランスに大きな変化が生じます。
ホルモンの影響で、イライラしてしまったり、情緒不安定になってしまったりするのです。
生理前の月経前症候群(PMS)を思い浮かべると、想像しやすいのではないでしょうか。
妊娠中はPMSよりも大きな変化が起こるので、よりイライラに繋がりやすいと言われています。

つわりや不眠、腰痛。妊娠中はトラブル続き!?

妊娠初期はつわりがあり、吐き気や倦怠感が続きます。
あまり知られていませんが、妊娠中はホルモンの影響で関節が緩んでしまう為、
腰に負担がかかり腰痛になる妊婦さんも多いんです。
ふらつきや立ちくらみ、動悸といった症状もあり、時には眠れないことも。
こういった体調不良が日々続くわけですから、ついついイライラしてしまいますよね。

また、お酒が飲めなくなったり、体重管理が必要になったり、
お腹が大きく歩きにくくなったりと、普段の生活に制限が生じることも。
こういったトラブルが続くとストレスが溜まりやすくなります。

子供を守るため、自己防衛本能が働く

本能的に赤ちゃんと自分自身を守る為、自己防衛本能が働いていることも、イライラの原因の1つ。
小さなことでも気にかかったり怒ったりしてしまうのは、それだけ命を守ろうとしているからなんです。
赤ちゃんがいる動物が攻撃的になっているのと同様ですね。

夫婦の認識のズレが原因なことも!

体の変化を感じている女性に対して、男性はあまり妊娠を実感できていないことも。
その結果、気遣いが足りず女性のイライラに繋がってしまう場合があります。
「子供が生まれてお金が必要なのに、いつまでも遊んでいる」
「飲みに行って帰ってくるのが遅く、何かあっても頼れない」等、不満が溜まっていってしまうのです。

女性の体に変化が起こっていますが、赤ちゃんは2人の子供です。
ママの不安や悩みに耳を傾けてみてください。子育ては夫婦や周囲の協力があってできるもの。
ママも1人で抱え込まず、ぜひ2人で話し合ってみましょう。
時には、先輩ママや自分の母親に相談してみるのも良いかもしれません。

ホルモンの影響であることや、出来ないことが増えていることをパートナーにしっかり伝え、
夫婦でどうやって乗り越えるかを考えてみてくださいね。

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