COLUMN

知らないと恥ずかしい…!?基本のテーブルマナー

特別な日のお食事デートや家族とのお食事会など、
高級レストランに行く機会があると思いますが、
テーブルマナーは正しく知っていますか?

ずらりと並べられたカトラリーやグラス、ナプキンの使い方など、
知らないとちょっぴり恥ずかしい思いをすることも…。
そこで今回は身につけておきたいテーブルマナーをご紹介します。

目次

  1. ドレスコードはレストランに確認してもいい?
    1. フォーマル
    2. セミフォーマル
    3. インフォーマル
  2. レストランに入ったら…席はどこに座るのが正しい?
  3. テーブルマナーはグローバルルール。気配りも忘れずに。
  4. 意外とやりがちな乾杯の失敗
  5. 苦手なものが出てきたら?
  6. 会計は男性がスマートに!

ドレスコードはレストランに確認してもいい?

テーブルマナーの前に、ホテルのメインダイニングなど格式高いレストランには
ドレスコードがある場合があります。ランチタイムはカジュアルでOKでも、
ディナータイムはNGもしくはカジュアルすぎると浮いてしまうなんてことも。
まずはお店にドレスコードがあるかどうかを確認することをおすすめします。

フォーマル

正装はイブニングドレスになりますが、フォーマルを求められることは
一般的にはあまりないかもしれません。
ものすごくエライ人が主催するパーティなどでしょうか…。

セミフォーマル

カクテルドレスやスーツ、フォーマルなワンピースなど、
結婚式のお呼ばれ服や子どもの入学式・卒業式、七五三に着るイメージです。

インフォーマル

スーツやワンピースで、結婚式でも「平服で」と言われた場合がこれにあたります。
ワンピースにカーディガンを合わせたり、サンダルもOKです。
あまり制約はありませんが、デニムなどのラフな素材や露出の多いデザインは避けます。

迷った場合はフォーマル寄りにすれば問題ありません。
また、黒い服はお祝いの席には向かないと言われていましたが今どきはそんなことはありません。
ただし、ストッキングまで全身黒づくめにならないようにだけ気をつけてください。

また、荷物ですが、貴重品やリップなどちょっとした化粧品、
ハンカチくらいが入る小さめのバッグをレストランに持ち込み、残りはクロークに預けましょう。
持ち込むバッグは背中と背もたれの間に置きます。

レストランに入ったら…席はどこに座るのが正しい?

テーブルに案内されたら、どこに座るのがいいのでしょうか。
基本的には入り口から近い方が下座、遠い方が上座となります。
お店の作りによっては判断に迷うこともあるかもしれませんが、
景色がいい席が上座と思っていてまず問題ないでしょう。

上座に座るのは、その場の主賓や大事な人で、デートの場合は女性になります。
スタッフが椅子を引いてくれるので、左から座りましょう。

テーブルマナーはグローバルルール。気配りも忘れずに。

次に、特に複雑なフレンチなど西洋料理のテーブルマナーについてご紹介します。
着席したら、お料理が運ばれてくる前にナプキンを膝にかけます。
半分に折って折り目をお腹の方に向けるのが正しいマナーです。
ちなみに、席を立つときはナプキンを簡単にたたんで椅子にかけておきましょう。

ナイフとフォークがたくさんセットされますが、外側から順番に使っていきます。
フォークは常に下向きの状態で使います。
料理を食べ終えたら、使用したカトラリーをお皿の右端に揃えて置きます。
ちなみに、お皿の両端にハの字に置くと「まだ食べているから下げないで」の意味です。
ナイフを置くときは刃を自分の方に向けましょう。

パンは手で一口サイズにちぎり、そこにバターをつけていただきます。
間違ってもかじらないようにしてくださいね…!パン屑は落ちても大丈夫ですよ。
万が一カトラリーを落としてしまったら、自分では拾わず、スタッフに伝えて拾ってもらいましょう。

意外とやりがちな乾杯の失敗

乾杯のとき、いつものようにグラス同士をカチンと合わせてはいけません。
ビールジョッキと違って(笑)、格式高いレストランでは繊細なグラスを使用しています。
割れたり劣化したりしないように、目の高さにあげて乾杯のアイコンタクトがマナーです。
グラスに口紅がべったりつかないように気をつけて。

苦手なものが出てきたら?

前菜、お肉料理、お魚料理など、それぞれの食べ方について自信がない人は事前に調べておきましょう。
慣れればなんてことはないですが、初めてだとたどたどしくなってしまうかもしれませんね。
そうならないように、相手に初めてだと伝えてもいいと思いますよ。

最後に、もし苦手なものが出てきてしまったら…!
アレルギーの有無や苦手な食材などはオーダー時に伝えるとベターです。
それでも、苦手なものが多かったり、目の前に出されてから
「コレ食べられない!」ということもあるかもしれません。

基本的には出されたお料理はきれいにいただくのがマナーですが、
どうしても食べられないものや量が多すぎて残したいときにはお皿の隅にまとめて
ナイフ&フォークをごちそうさまの状態に置きましょう。
そして、スタッフの方に「すみません、量が多かったので」など一言添えるといいでしょう。

会計は男性がスマートに!

支払いは男性が行うのがスマートです。
もし割り勘にしたいのなら、お店を出てからにしましょう。
男性が支払いをしているときには、化粧直しなど席を外す気配りを。
パートナーには最後までスマートに振舞ってもらいたいもの。
そのためにも、正しい作法を心がけながらもあまりガチガチにならないように、
ぜひ特別なお料理と大切な人との時間を楽しんでくださいね。

RECOMMEND おすすめコラム