COLUMN

今大注目の「二拠点生活(デュアルライフ)」って?メリットや仕事スタイルを大特集!

二拠点生活(デュアルライフ)とは、生活の拠点を2つの地域に持つこと。
平日は都心で暮らし、週末になると田舎でまったり暮らすという風に、自由に行ったり来たり…。
そんな生活スタイルを選ぶ人をデュアラーといい、今若い世代を中心に人気を集めています。
今回はそんな「二拠点生活(デュアルライフ)」についてご紹介します。

目次

  1. 二拠点生活が人気の理由
  2. 二拠点生活の暮らしはどんな感じ?
  3. 都会と田舎、両方の良さを享受できる贅沢

二拠点生活が人気の理由

二拠点生活が人気を集める理由のひとつに、働き方の多様化があげられます。
フリーランスが増えたり、インターネット環境が整備されてリモートワークが可能になったり、
またそれを認める企業が増えるなどといった社会的背景も大きいでしょう。
働き方の選択肢が増えたことで、生活スタイルも自由にアレンジできるようになったということです。

また、都心部は緑が少なく、閉塞感を感じる人も多いでしょう。
子どもを自然の中でのびのび育てたい、趣味のガーデニングを楽しみたいなど、
田舎暮らしへの憧れを持つ人も増えました。

今までは通勤することを考えると現実的ではなかった田舎暮らしが、
インフラの発達によって可能になりました。
山梨県や長野県など、都市部に新幹線や高速道路でアクセスしやすい地域に
移住を希望する人が増えているのもうなずけます。

さらに、移住者を積極的に受け入れている地方自治体が増えていることにも注目です。
移住者を募るイベントが催されたり、マッチングサービスや経済支援などの制度も充実していて、
スローライフに興味がある若い世代の人たちをうまく取り込んでいるようです。
例えば条件を満たせば一定期間お試し移住ができたり、
新婚世帯向けに定住促進のための助成金や引っ越し費用の補助、
移住先で事業を起こす人向けの起業支援制度など、自治体によって支援の形もさまざまです。

二拠点生活の暮らしはどんな感じ?

では実際にデュアラーは、どんな暮らしをしているのでしょうか。
地方に構える住まいとして人気なのが、シェアハウスや空き家です。
サブスクリプション型住居サービスなど便利な仕組みも現れました。
二拠点生活を気軽に始めるにはこれらのサービスは最適。
まずは手軽な物件を借りて住んでみて、気に入ったら家を構えるという人も。

働き方のイメージは、平日都心で勤務する人が主流ですが、
昨今では地方の住まいにいながらリモートワークを選択する人も増えています。
若いうちは都会の利便性や合理性も捨てがたい……。
両方の良いところを楽しめる二拠点生活、続けていくうちに自分たちなりのバランスができるでしょう。

住まいを2つ持つということは、当然家賃や生活費、交通費などコストがかさみます。
ですが、地方では都市部に比べて家賃も物価も安く、意外と出費が抑えられます。
見落としがちなのが、納税についてです。
住民票をどちらに置いておくかという問題が出てきますが、基本的にはより滞在する場所を
本拠地としておく必要があります。税制上のルールがあるので、二拠点生活を検討したい人は
移住ポータルサイトや各自治体の窓口で相談してみてください。

都会と田舎、両方の良さを享受できる贅沢

出費もかさむのでしっかりと計画をする必要がありますが、
受け入れ体制が整っていることで始めやすい二拠点生活。
都会暮らしと田舎暮らし、両方の良さを享受できる新しいライフスタイルです。
拠点も永住と決めつけず、いろいろな土地の暮らしを経験しながら
理想の暮らしを探すなんていうのもいいですね!
興味がある人は、まずはいろいろな土地に目を向けて、イメージを高めてみるといいでしょう。

RECOMMEND おすすめコラム